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【40】除細動器への挑戦と成功

  • Heart Kids JAPAN
  • 5月11日
  • 読了時間: 1分

更新日:5月13日

しかし、重篤な不整脈の患者に対する適切な対策は模索されていました。こうした中で、ミエチスロー・ミロウスキが1966年に除細動器を小型化し、必要な時だけ作動するような装置を考案しました。彼の野心的なプロジェクトは、電気工学の専門家であるモートン・モウワーとの協力で進展しました。

このプロジェクトには多くの反対意見もありましたが、ミロウスキの根気強さと専門知識により、新しい除細動器の開発が進められました。彼の経歴をみると、困難な状況を乗り切る強さと決断力が垣間見えます。このようにして、心臓蘇生に関する研究は多くの進展を遂げ、患者の命を救う重要な技術が発展しました。

除細動器や新しい治療法の導入により、心臓の異常なリズムや発作に対する対策が進化し、多くの人々の健康と生命が支えられるようになりました。



【次回予告】新シリーズ「心臓移植の歴史」が始まります


「ペースメーカーの歴史」編は、今回をもって一区切りとなります。

そして次回からは、新たな連載「心臓移植の歴史」がスタートします。命のリレーとも呼ばれる心臓移植。その歴史を知ることで、医療の背景にある願いや挑戦が、より身近に感じられるかもしれません。どうぞご期待ください。



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