top of page

【イベントレポート】「ハートキッズ教室2025 in 千葉」が開催されました

  • 執筆者の写真: Yumiko Hosoda
    Yumiko Hosoda
  • 8月2日
  • 読了時間: 2分

ree

2025年7月26日、千葉市子ども交流館(きぼーる)にて「ハートキッズ教室 2025 in 千葉」を開催しました。今回は午前・午後の2部制で行われ、心臓の構造を学ぶワークと、心臓外科医の仕事を体感できる実技に取り組みました。定員32組のところ、全国から395組の応募があり、抽選でのご参加となりました。


加えて正午の時間帯には、平田真希子さんによる親子向けピアノコンサートも実施し、学びと音楽が交差する一日となりました。


ree


模型づくりから“一針”へ——体験で深まる理解

最初のプログラムは、3D心臓ペーパークラフトの制作。紙を折って組み立てながら、血液の流れや部屋・弁の役割を立体的に理解します。


ree

続いて、医療用ガウンと手袋、マスクを身につけて模擬手術体験へ。本物の器具を用いて、人工心臓や血管を想定した縫合に挑戦しました。


ree

手を動かし、考え、確かめる——そんなプロセスを通じて、教科書だけでは得にくい実感が積み上がっていきます。


保護者の声から見える学びと広がる選択肢

保護者からは、「手術体験など普段できないことを実際にやれて、子どもにとって大きな学びになった」「ペーパークラフトで心臓の仕組みがよく分かった」「看護師や医師に興味がある子の進路の選択肢が広がった」といった声が寄せられています。さらに、「実際に縫ってみると難しく、助手の役割の大切さがわかった」という気づきも挙がりました。


また、上の学年に向けた“上級編”の導入や、実技中のサポート体制のさらなる充実を望む前向きなご意見も多く寄せられました。次回以降は、学年や興味関心にあわせた難易度設計を検討し、より多くの子どもたちが安心して挑戦できるプログラムづくりを進めてまいります。


ree

同日開催:親子で楽しむピアノコンサート

午前と午後のプログラムの合間には、親子向けピアノコンサート(出演:平田真希子さん)を開催しました。

生の音楽に触れる時間は、緊張感のある実技から気持ちを切り替え、家族でリラックスしながら芸術に親しむ機会にもなりました。学びと表現の両面から「命」を考える——教室とコンサートを隣り合わせに置くことで、体験の輪が一層広がりました。


ree

ハートキッズ教室について

NPO法人ハートキッズ・ジャパンは、先天性心疾患への理解を広げ、子どもと家族が地域で安心して暮らせる社会を目指して活動しています。


「ハートキッズ教室」は、心臓のしくみを楽しく学び、医療を身近に感じるための体験プログラムです。


小学生から高校生までを対象に、各地での開催を準備しています。次回のご参加を心よりお待ちしています。


ree

תגובות


bottom of page