【イベントレポート】「ハートキッズ教室2025 in さいたま」が開催されました
- Yumiko Hosoda
- 12 分前
- 読了時間: 3分

2025年11月22日、埼玉県では初めてとなる「ハートキッズ教室」を、さいたま市青少年宇宙科学館にて開催しました。小学生から高校生までのお子さんと保護者の皆さまにご参加いただき、心臓のしくみを学ぶワークや縫合体験など、医療の世界に触れるひとときを共有しました。
参加した子どもたちと保護者から、たくさんの声が届いています。
今回はその一部をご紹介させていただきます。
子どもたちの声
お医者さんは、いつもこんなにむずかしい手術をしてるんだと学びました。
100人に1人が心臓病で、医者だけじゃなくいろいろな人たちが医療にたずさわっているということがわかった。
心臓病の人が100人に一人という人数が意外に身近で驚きました。術中はこんなに分厚い服を着て、暑い中命を救っているのがかっこいいと思いました。
友達に心臓病の人がいて、あたたかい目で見守ってあげたいと思った。ペーパークラフトとシリコンの模型でわかりやすかった。
100人中1人を見つけたらあたたかい目でみていきたいと思う。手術の難しさがわかった。心臓移植ということも少し知れた。
他のイベントにも参加してみたけど、いちばんこれがリアルで縫合の仕方などもいろいろあってすごかった。心臓病を生まれつき持っているのが100人に1人だと聞いてびっくりしました。
保護者の声
普段子どもと心臓病患者さんについて話す機会はなかったので、現状や治療などについて話す良いきっかけになりました。
子どもがフォンタン手術を受けました。心臓についていろいろ説明が必要な年齢になってきたので、まず子どもと一緒に勉強しようと思い参加しました。いい経験になりました。
ちょうど前日に、アメリカで心臓移植をした高校生の女の子の記事を読んだところでした。いろんな子どもたちがいることを我が子にも知ってもらい、今の自分、将来の自分にできることはないか考える機会になったと思います。
子どもの希望で申し込みましたが、親も勉強になり、心臓外科や心臓病を持つ子どもについて知ることができました。ハートキッズジャパンの活動を調べてみたいです。
他ではできない、心臓外科の本物の体験ができてとても面白かったです。大人もやってみたくなるものでした。道具や服装も本物で、実際のイメージがつかめました。

ハートキッズ教室について
NPO法人ハートキッズ・ジャパンは、先天性心疾患への理解を広げ、子どもと家族が地域で安心して暮らせる社会を目指して活動しています。
「ハートキッズ教室」は、心臓のしくみを楽しく学び、医療を身近に感じるための体験プログラムです。
2026年も、各地での開催を準備しています。皆さまとお会いできることを楽しみにお待ちしております。


