「酸素の値を見ながら、落ち着いてケアできました」パルスオキシメーター貸出を利用されたご家族の声
ハートキッズ・ジャパンでは、在宅療養中のお子さんとご家族に、パルスオキシメーターを無償でお貸ししています。
貸出のお申し込みは累計400件を超え、今も日々増え続けています。
お申し込みや返却のやり取りの一件一件の向こうには、それぞれのご家族の暮らしがあります。
今回は、貸出をご利用くださったご家族から届いた声をご紹介します。
退院したばかりの赤ちゃんの、最初の数か月を支えるもの
貸出をご利用くださる方には、NICUやGCUでの治療を終え、退院したばかりのお子さんのご家庭が多くいらっしゃいます。特に、生後0〜3か月頃のお子さんについてのお申し込みが目立ちます。
「哺乳のたびに酸素の値が下がって不安だった。」
「 夜、目を離している間の呼吸の状態が心配だった。」
「 目に見えないものだからこそ、確認できるものが欲しかった。」
入院中はモニターで見守られていた数値が、退院した途端、見えなくなる。その心細さを、多くのご家族が口にされます。
とはいえ、赤ちゃん用のパルスオキシメーターは、小さな指や足でも測定できるものでなければなりません。一般に市販されているものでは測れないことがほとんどで、医療用は高額です。
「必要だとわかっていても、手に入れられない」というご家庭は少なくありません。
機器が届いたあと、ご家庭に起きたこと
貸出のあと、返却の際にはこんなメッセージをいただきました。
息子はミルクを飲むとすぐに酸素濃度が下がってしまいチアノーゼになってしまうことがあり、休みながらミルクを与える必要がありました。
初めての育児で戸惑いがある中でとても不安でしたが、こちらでパルスオキシメーターを貸していただけることになり、酸素の値を見ながら落ち着いてケアする事が出来ました。
寝ていて少し苦しいかな?と思ってとても不安になった時も酸素濃度を測り安心するという事も多々ありました。
おかげさまで今では元気に過ごせています。
この度は本当にありがとうございました。

また、機器を手にしたことが、受診のきっかけになったご家庭もあります。退院後、お子さんの様子がいつもと違うと感じて数値を測ったところ、異変に気づき、病院に相談できたというお話でした。もし機器がなければ、様子を見ていたかもしれない。そう振り返ってくださった言葉が、心に残っています。
貸しているのは、小さな医療機器です。けれど、その機器があることで、少し眠れたり、少し安心してミルクをあげられたり、ときには、受診のタイミングを逃さずにすんだりする。退院後の暮らしを始める背中を、そっと支えることができる。
皆さまから届く声を通して、私たちもそのことを何度も教えていただいています。
必要なご家庭へ、これからも
パルスオキシメーターの貸出は、皆さまからのご寄付によって支えられています。
お申し込みが増え続けるなか、これから退院を迎えるご家庭にも、必要なときに機器を届けたい。そのためには、機器の購入やメンテナンス、発送などを、皆さまと一緒に支えていく必要があります。
少額でも、次に退院するご家族のそばの「安心できる一台」につながります。ご支援をお願いいたします。




